ブロッコリーの排水対策デモンストレーション

2023.07.05

梅雨明けはまだまだですかねぇ。

今回JA鳥取中央さんの企画で水田の畑地化、特にブロッコリー畑への転作に向けての排水対策のデモンストレーションを実施しました。

 

水田転作で水ハケの悪い畑は、思うように作物が育たず苦労される事が多いと思います。

重機を使って排水対策をすれば莫大な費用と時間がかかってしまいますが、今回は額縁明渠(ガクブチメイキョ)+弾丸暗渠(ダンガンアンキョ)で比較的安く簡単に出来る排水対策を提案しました。【琴浦町】

 

暑いなか生産者の皆さんや県関係者の皆さんなど約20~30名くらい集まってもらえました。



 

後ろ姿ですが、当社コウリキ部長が排水対策を説明。皆さんも関心が高い様子でした。



 

当社が誇るオペレーター、右側が弾丸イケダ君、左が溝堀りイソエ君です。

「見学者4~5人って聞いてたのに20人以上居る・・・何だか緊張するなぁ~」のポーズ。



 

額縁明渠(メイキョ)は、田んぼに沿って掘った排水溝です。30㎝程度の深さで落水口につなぐ様に施工すれば効果的に排水が出来ます。



 



 

圃場ではサブソイラ(両端の金具)の振動で耕盤などの固い地層を線状に破壊して亀裂を作り、排水性や通気性を良くします。同時作業で土中に埋まった弾丸(金属の玉?)を引っ張ることで水の流れる穴を地中に作ります。



 

 



 

 

JAや行政の皆さんと一緒になって農家の皆さんのお役に立てるよう当社も頑張ります!